イチロー自身は、カーアクションの映画が見たいと言っていました。
これです。
Fast and Furious 4
これを見ただけで、カッコいいですね〜。
日本では、 「 ワイルド・スピード 」 という邦題ですが、このシリーズは、世界中で大ヒットしましたね。
私も、この第1作目を見た時には、感動した覚えが、( おいおい、本当にカーアクションで感動するのかい・・・汗 )あります。
実は、私は密かに、この映画の主演男優のポール・ウォーカーさんのファンでもあります。(笑)
イチローはといいますと、
「 ファスト・アンド・フュリオス 」
「 ファスト・アンド・フュリオス 」
「 ファスト・アンド・フュリオス 」
と、遠まわしに、私にプレッシャーをかけてきます。(笑)
「 でも、私は忙しいんだ! 」
と、息子に言い訳をしながら伸ばし伸ばしにしてきましたが、やはり、イチローを遊びに連れて行ってあげると約束もしていたので、一大決心をして、映画に行くことにしました。
そして、やってきました、パワー・プラント・モール!
いつきても、このモールは素晴らしいです。
いつの日か、このモールにお店を持ちたいな、と思いながら、シネマエリアへ直行です。
ちなみに、娘は 「 行かない 」と軽く断られてしまいました。(笑)
カーアクションには全然興味ないようです。
ですから、私とマリセルとイチローの3人です。
それにしても、映画を観る前は、ワクワクするものです。
どんな映画かなと想像しながら、期待に胸を膨らませてしまいます。
チケット売り場で、
私 「 大人2枚、子供1枚 」
売り場の女性 「 R-13 ですけれど 」
私 「 はっ? 」
売り場の女性 「 13歳以下のお子さんは観れません 」
私 「 でも、両親が一緒です 」
売り場の女性 「 はい、残念ですが・・・ 」
私 「 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 」
頭の中が真っ白で、何も言葉が出てきません。
R-13 とは知りませんでした。
せっかく映画館まで足を運んだのに、なんということでしょうか。
楽しみにしていたイチローに何と言えばいいのでしょうか。
でも、正直に、イチローに言いました。
「 イチ、ごめんね。子供は観れないんだって・・・ 」
そしたら、なんと、イチローは、
「 いいよ 」と言って平然としています。
イチローに泣かれると思っていましたが、なんという優しい奴でしょうか。
でも、イチローが理解してくれたので、この件は、一件落着です。
映画を観ないで帰ることにしました。
これで、このお話は終わりです。
いえ、違います。
そのシネマ・エリアに未練タラタラで、立ちつくす一人のおじさんがいました。
そうです、私です。
何と、一番楽しみにしていて、一番観たかったのは、イチローではなく、私だったのです。(爆爆)

