2009年08月16日

「 Happy Cream Puff 看板物語 」 おまけ編


前回 「 Happy Cream Puff 看板物語 」 を前編、中篇、後編として書いてきましたが、面白かったでしょうか?
コメントをいただいたり、直メをいただいたり、実際に「 ブログ読みました 」 と言ってレガスピ・ビレッジ店までいらしていただいた読者の方々もいらっしゃいました。
看板では苦労しましたが、実際にお声をおかけいただきまして私も嬉しかったです。
この場をお借りいたしまして御礼を申しあげます。
どうもありがとうございました。


今回の出店作業は、私にとりましても予期せぬ困難の連続でした。
全てのことをこのブログに書いている時間もありませんので(汗)、とりあえずその困難を代表するものを 「 看板 」 に置き換えまして前回の記事にて紹介したという訳でした。

それほどまでに、看板というものは重要なものということをアピールしたかった、ということかもしれません。


今日は、ちょっと息抜き記事を書いてみたくなりました。
( おいおい、忙しいのに何で息抜きなんだ・・・汗 )


看板

私は、このシュークリーム屋をはじめる前から、看板にはこだわりを持っていました。
それは、フィリピンで数多くの看板を目にするようになってから、看板にこだわっているお店が少ないなと感じたからかもしれません。

なんというか、パッと見てカッコいいと思うようなものが欲しかったのです。


約3年前、私はアラバンのメトロポリス・モール ( 現在はスター・モールに名称変更 ) への出店プランを必死になって作っていました。
それこそ徹夜続きで作業していた頃だったと思います。
( おいおい、未だに徹夜続きだろうが・・・・・・・汗)

たった10平方メートルの小さなキオスクでしたが、その看板をどのようなものにするかに、私はとてもこだわっていました。

当時のプラン図をいくつか紹介してみましょう。

これは、一番最初のキオスクのプランでした。

signboard history 3.JPG


イメージ的にはこれでも良かったのですが、看板のイメージは白地に赤文字と決めていました。
なぜなら、箱がそういうイメージでした。

large box.JPG


ということで、やはり私は、箱と同じイメージにしたかったのです。
それで作ったキオスクのイメージがこれです。

signboard history 4.JPG


高さが低くなりましたが、これは、通路の中央に置くキオスクは、モール規定の高さ制限があるからです。

そして、そのイメージ通りに作った看板とキオスクがこの写真です。

signboard history 1.JPG


看板部分の拡大です。

signboard history 2.JPG


こだわったのは、立体の文字をベース板から浮き上がらせて、さらにその文字に外部から照明を当てたかったということでした。
なんとこの、Happy Cream Puffの文字部分は、厚めの木の板を切って作りました。(爆)
その木に、赤いペイントを塗っただけです。

お金をかけることはできませんでしたが、とりあえず自分の思うイメージ通りの看板が付いて、いよいよシュークリーム屋の発進です。

今から、思えば、白地に赤い文字ではなく、赤地に白い文字でも良かったのかなとも思いますが、この時は、ずっと箱と同じイメージで行くんだと思い込んでいました。


次に、SMサウスモールに移転が決まり、また店舗のプラン作りが始まりました。
このフードコートへの新店舗にも、私は従来の看板のイメージを引き継ごうと思いました。 ( ただし、SMのフードコートの看板は立体文字は禁止でした )
最初の作業は、フードコートの写真に看板のイメージを重ね合わせる作業でした。
当時は、いろいろなデザインや組み合わせで、それこそ何十通りのプランを作ってみましたが、一番基本に合っていると思われたのがこの画像です。

signboard history 5.JPG
( これは写真を合成して私が作ったイメージです )


やはり箱と同じイメージです。

このプランを持って、建築士に見栄えの良いプラン図を作っていただいたのがこれです。
こうやって作ってもらったのを見ると、なかなかいい感じです。

signboard history 6.JPG


しかし、このプランには、反対意見が相次ぎました。
いろいろな理由があるのですが、白地にすると高級感に欠けるという意見でした。

そうなのかなあ〜、と思いつつ白と赤を反対にしてみました。
斜めになっていた文字も、素直にストレートの方が読みやすいということで、修正したのがこのイメージです。

signboard history 7.JPG


この2枚のプランを良く見比べて下さい。
確かにブランドイメージとか、高級感とかに違いが感じられます。
この時は、フードコートへの出店でしたので、あまり高級感を出すことにこだわっていませんでしたが、なんとなく、しっくりと落ち着いた感じの赤地に白文字の方でやってみることにしました。

それで、完成した店舗がこの写真です。

signboard history 8.JPG


今となっては、もう存在しない店舗なので、何気に懐かしい写真です。
( 思い出もいっぱい詰まっているお店でした )

このSMサウスモール・フードコートに掲げられていた看板は今はどこにあるのかって???

実は、ここにあります。

signboard history 9.JPG

なんとこれは新しいレガスピ・ビレッジ店です。
キッチン部分の窓の内側に張ってあります。(爆)
しかしこれで、SMサウスモールで2年間活躍してくれた看板を忘れることなく活用しているので、看板君も喜んでくれていることでしょう。


昨年の暮れに、マカティ店の出店計画を進めることになり、やはり私はまだ建設前の物件の写真に看板イメージを重ね合わせました。

signboard history 10.JPG


このイメージはまだ初期のもので、看板は立体文字で、それに外部からスポットライトを当てているというものです。
これは、最初に出店したメトロポリス・モール店と同じスタイルです。
どうも私は立体文字が好きなようです。(笑)

ただ、立体文字にすると、どうしてもコストがかさんでしまうために断念。
SMサウスモールと同じデザインに看板を付けたイメージがこれです。

signboard history 11.JPG


まあ、無難にまとまっている感じではあり、SMサウスモール店と同じデザインでもありますので、これで作ろうかと思っていました。

この、THE ZONEという倉庫型のバトミントン施設においては、看板はどんな大きさであっても、どんな形であっても 「 好き勝手に取り付けてください 」(笑) という優しいルールだったので、この際、ずっとデザインを温めていたオーバル型のトレードマークを看板に使ってみたいと思うようになり、最終的にそのオーバル看板を取り付けました。

signboard history 12.JPG


そして、前回の 「 看板物語 」を書きましたように、レガスピ・ビレッジ店の看板に繋がりました。

signboard history 14.JPG
( イチローがビニール袋と遊んでいますね、爆 )


ここの看板は、幅が狭く横長ということもあり、選択の余地なく、Happy Cream Puff と入れました。
夜になって照明が入ると、赤地に白抜きの文字が浮かび上がって、シンプルでありながら力強さを感じさせてくれるこの看板にして良かったと思っています。


こうやって、看板の歴史を見るだけで、その時々の自分自身の気持ちや考えが思い起こされます。

ただ、看板に込める想いや情熱は、いつも熱いものがあり、また、商売は看板から始まるんだという気持ちもいつも持っています。


もし、レガスピ・ビレッジ店がマカティビジネスエリアのお客様に支持されるようになり、もっと多くのお客様から、 「 ○○○にも、ショップを出店してください 」 (笑) と頼まれるようになったとしたら、次の出店計画を進めて、そこにはどんな看板を付けようかなと考えるのが、私の密かな楽しみなのかもしれません。
( この文章は、私が引き寄せの法則を使うために、思っていることをブログ記事に書くという、いつもの手法です、笑 )


ぜひ、次の看板は、立体文字にしたいです・・・・・(願)







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posted by Happy Cream Puff at 04:12| Comment(6) | TrackBack(0) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お盆休みを、1週間家内の実家で過ごし、昨日、日本に帰国しました。今回の渡比の一つの大切な予定であった。Happy Cream Puff レガスピ・ビレッジ店に伺うことと、このフィリピン起業サクセスストーリーの主人公(ヒーロー)にお会いするという目標は達成されました。
レガスピ・ビレッジのお店に伺うに際して、近くの(?)マカティ・メディカルセンターの駐車場に車を止め(あら、あら、ずいぶん遠い所に…)住所を頼りに徒歩でお店を探したのですが、同行の家内の家族が、何度も道を聞いて、あちらこちらに目を凝らし、見つけたのが、今回、ご苦労されたHappy Cream Puff の看板でした。なかなかお店にたどりつけない中、この看板を見つけた時は、本当に感激しました。看板の威力ってありますよね。私が伺ったのが10日…。まさに、数日前までのご苦労の賜物だったわけですね。そして、その看板の恩恵を受けたのは、もしかしたら、私が、1番(?)かもしれませんね。
そして、お店に入り、物語のヒーローと奇跡の対面…のはずでしたが、残念!!ヒーローは、本店のほうにいらっしゃったようです。とてもフレンドリーなお店のスタッフが、連絡してくださり、お忙しい中、わざわざレガスピ・ビレッジのお店まで来ていただき、いろいろお話を伺うことができました。お忙し中とても、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。初対面でしたが、旧知の友と出会えたように話は尽きませんでした。本当に本当にありがとうございました。
最後になりましたが、お店のシュークリームは、はじめての味に家内の家族も大感激…。お土産で持ち帰ったシュークリームを食べた、姪っ子たちが、奇声をあげ、喜んでいました。小学生の末っ子は、「私も、大きくなったら、このHappy Cream Puff のお店のスタッフになって、毎日おいしいシュークリームを食べるんだ(???)」と申しておりました。
フィリピンでの起業、本当に理不尽なことで御苦労されていることと思いますが、頑張って、このサクセスストーリーを展開させていってください。
Posted by kimu-chi at 2009年08月16日 07:44
kimu-chiさん、こんにちは。
こちらこそ、わざわざご来店いただきましてありがとうございました。
無事に日本にお帰りになられましたね。
長く、びっしりと書いていただいたコメントを読まさせていただきまして嬉しかったです。
kimu-chiさんがいらっしゃった8月10日は、2店舗とも営業不振で、私の苦しい胸の内などをお話ししてしまいまして大変失礼いたしました。
しかし、その翌日から状況は一変しました。アキノ元大統領の喪中期間が終わったのですね。
私も「嘘だろ?」と言うくらい忙しい日々が戻ってきってちょっと嬉しいんです。(笑)
きっとkimu-chiさんが日本から幸運を運んで来てくれたのですね。
(胸の内を吐き出すと楽になるというのは本当のようです)
私も楽しいひと時を過ごせました。本当にありがとうございました。
お土産のシュークリームに喜んでいただいたとのことで私も嬉しいです。
お店のスタッフになって毎日シュークリームを食べる、というところは大爆笑ですね。
ぜひ、スタッフとして一緒にやりましょうとお伝え下さい。
Posted by Happy Cream Puff at 2009年08月17日 00:48
発泡スチロールを 加工して表面処理をすれば 軽くて丈夫な看板を自由自在に作れます。
圧縮率の高いものを 利用すればさらに丈夫です。
Posted by 看板屋 at 2009年08月17日 11:55
看板のデザインって難しいですね。

実は私も以前より胸の内に秘めた看板の配色があります。

そう、今山岸さんがお使いの赤ベースに白い文字なんです。

以前香港に住んでいたときに、「築地銀だこ」というたこ焼き屋ができ、その看板が赤字に白文字を使っており、その目に入ってくるインパクトの強さに、もし自分がお店をするならこの配色にしようと決めておりました。
(ただ残念ながらまだお店はしておりませんが.....)

なので山岸さんのお店の看板を初めて見たときは「おおっ!」って思ったのを覚えております。

ちょっと余談でしたね。

Posted by 香港太郎 at 2009年08月17日 12:22
看板屋さん、こんにちは。
アドバイスをいただきましてありがとうございました。
フィリピンだから木を切って立体文字を作ったり、表面がよれよれの看板を作ってきても仕方ないとあきらめていました。(汗)
次回はぜひ発砲スチロールで立体文字を作ってみます。
Posted by Happy Cream Puff at 2009年08月18日 00:58
香港太郎さん、こんにちは。

香港太郎さんにも、赤白看板への想いがあったのですね。

看板の話になると、なぜだか尽きることがないようで、実をいうとまだ「看板物語」には続きのエピソードがあります。
しかし、あまりにショッキングな事件だったので、このブログに書くことをためらっています。(笑)
どうしても聞きたいというのであれば、書いてもいいのですが・・・(汗)
Posted by Happy Cream Puff at 2009年08月18日 01:20
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